今日紹介するのは、2019年7月31日発売の将棋文庫「令和版 囲いの破り方」という本です。
著者は及川拓馬六段、出版社はマイナビ出版さんです。
以下、Amazon紹介文による
内容紹介
流行形の囲いはこう破れ!
本書は、囲い破りの手筋を紹介し大ヒットとなった「全戦型対応! 囲いの破り方」(2014年10月)の続編です。前著では矢倉、美濃囲い、穴熊、という代表的な3つの囲いを中心に囲い破りの手筋を紹介し大変好評いただきました。
当時はそれで「全戦型対応! 」に看板に偽りなしだったのですが、ここ数年の将棋界の激しい変化、特にコンピュータ将棋の新戦法の波によって、これまでの知識だけでは対応できないような戦型や囲いが次々に生み出されています。
雁木、角換わり、相掛かり、右玉、横歩取り、矢倉など、さまざまな戦法においてこれまでは考えられなかったような玉形で戦う形が増えています。そして、これらの新しく生まれた囲いはいずれもバランスを重視したもので「つかみどころがない」のが共通した特長です。よって、この囲い群をどう崩したらいいかわからない、というのが現代将棋を戦う将棋ファンにとって共通の悩みとなっているのではないでしょうか。
本書はその悩みに応える一冊です。現代将棋に頻出する戦型、囲いの破り方の手筋を180個紹介・解説するものです。
及川拓馬六段の優しく丁寧な解説は健在。本書でつかみどころない現代将棋の囲いの破り方をマスターしてください。
本書は序章で令和時代の流行形、雁木、右玉、先手6七金左型矢倉について、その特長と理想的な崩し方を解説しています。戦型別に章を分け、それぞれの破り方、崩し方の手筋を出題。解答ページでは変化手順、その後の指し手、失敗例などを丁寧に解説しています。各章の問題は取り組みやすい部分図から始まります。部分図で囲い崩しの手筋を学び、後半の全体図で応用問題に取り組みます。
著者について
及川拓馬(おいかわ・たくま)
1987年5月6日生まれ。埼玉県北葛飾郡松伏町出身
1998年9月 6級で伊藤果七段門
2007年10月1日 四段
2014年10月23日 六段
居飛車、振り飛車、相振り飛車のいずれも実戦で指しこなす、オールラウンドプレイヤー。2008年、第21期竜王戦ランキング戦6組で準優勝し5組昇級。2013年、第26期竜王戦ランキング戦5組で優勝し4組昇級。翌第27期は4組3位、さらに第28期は3組2位で3期連続の昇級。順位戦では2018年、第77期順位戦でC級1組へ昇級した。
著書に「最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104」「全戦型対応! 絶対に覚えたい 将棋・囲いの守り方110」「全戦型対応! 囲いの破り方」「すぐ勝てる! 急戦矢倉」(マイナビ出版)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
及川/拓馬
1987年5月6日生まれ。埼玉県北葛飾郡松伏町出身。1998年9月6級で伊藤果七段門。2007年10月1日四段。2014年10月23日六段。居飛車、振り飛車、相振り飛車のいずれも実戦で指しこなす、オールラウンドプレイヤー。2008年、第21期竜王戦ランキング戦6組で準優勝し5組昇級。2013年、第26期竜王戦ランキング戦5組で優勝し4組昇級。翌第27期は4組3位、さらに第28期は3組2位で3期連続の昇級。順位戦では2018年、第77期順位戦でC級1組へ昇級した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)