【ヘンゼルとグレーテル】・・形勢シリーズうまくいない時、変調の時に使います。単に「変ですね」と言ってしまうとファンの方もショックを受けるため、こういうオヤジギャグで表現を柔らかくするのが豊川流。 ヘンゼルとグレーテルはグリム童話に収録されて…

【悲しい色やね・上田正樹】・・形勢シリーズR&B・ソウルシンガー、シンガーソングライターである上田正樹さんの代表曲が「悲しい色やね」。 悲しいとき、悲しい形勢のときに使います。でも、将棋は逆転のゲーム。悲しい形勢でもあきらめたらそこで試合終了…

【優勢民営化】・・形勢シリーズ形勢に差がつき、どちらかが優勢になるとこのオヤジギャグがよく出てきます。郵政民営化と優勢をかけてます。用例『かなり駒得になりましたので先手が優勢民営化ですね』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集（主婦の友社）に…

【美・サイレント】・・形勢シリーズどちらかが形勢がいいけれども、微差である時に使います。 ちなみに「美・サイレント」は1979年3月にリリースされた山口百恵さんの25枚目のシングルです。用例『ほんの少しだけ先手が指せそうですが、まだまだ微差です。…

【製薬会社】・・形勢シリーズ駒を渡すと詰めろになる等、何らかの制約がある局面で使います。 製薬会社は医薬品を製造する会社のこと。ちなみに日本の製薬会社で売上高トップは武田薬品工業。２位はアステラス製薬。用例『さぁ、先手は桂馬を渡してしまうと…

【難局ペンギン】・・形勢シリーズ難局とは難しい局面のこと。南極ペンギンとかけたオヤジギャグ。 南極大陸で繁殖しているペンギンは主にコウテイペンギンとアデリーペンギンです。空は飛べませんが、泳ぐのが得意な鳥類です。用例『ここは長考になりそうで…

【わっかない】・・形勢シリーズわからない時に使います。 北海道稚内市は日本最北端の市。将棋界では中座真七段と中井広恵女流六段の出身地としても知られています。用例『ここでどう指せばいいか、難しいですね。わっかないです』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギ…

今回紹介するのは、2011年4月15日初版発行の『四間飛車穴熊の急所』という本です。 著者は、広瀬章人先生、出版社は浅川書房さんです。 本書は、急戦編と銀冠編に分かれて解説されております。急戦編は、スピード角交換・斜め棒銀・山田定跡・鷺宮定跡・棒銀…

【ひらめかれい】・・形勢シリーズひらめかないということ。混沌とした局面ではよい手がひらめくかどうかが勝敗を分けます。 ひらめもかれいも平べったい魚です。とてもおいしい。用例『ここは先手がよくなりそうにも見えますが、ぴったりした手がひらめかれ…

【霞ヶ関】・・形勢シリーズその時点での形勢が霞がかかったようにはっきりしないこと。 霞ヶ関は東京都千代田区の地下鉄の駅名。 ちなみに埼玉県川越市にも霞ヶ関駅（東武東上線）があります。 霞ヶ関とだけ言われると東京なのか埼玉なのかまだ霞ヶ関ですね…

【難解ホークス】・・形勢シリーズ形勢判断が難解である、どちらが有利であるかの判断がつかないこと。 南海ホークス（現・ソフトバンクホークス）をかけた豊川七段の代表的なオヤジギャグのひとつ。用例『ここはどっちが指しやすいかプロでも見解が分かれる…

【拮抗マン】・・形勢シリーズ形勢が拮抗していることと醤油を主とする醸造調味料の会社キッコーマンをかけてます。 豊川七段の有名なオヤジギャグのひとつです。用例『形勢判断難しいです。拮抗マンです。つまりはしょうゆうことです』 ≪豊川孝弘の将棋オヤ…

今回紹介するのは、2019年10月23日発行の『ひらけ駒！return2』という本です。 著者は南Q太(みなみきゅーた)さん、出版社は講談社です。 本書は、「ひらけ駒！return(リターン)」の第2巻です。この本で完結でございます。 南さんの「ほのぼの」としたタッチ…

【ホーチミン】・・人名シリーズ放置すること。時として相手をした方が攻めが早くなるということもあります。放置することも大事です。 ホー・チ・ミンさんはベトナム民主共和国初代主席。ホーチミン市は彼にちなんで名付けられた都市。かつてのサイゴン市。…

【クンタキンテ】・・人名シリーズ金を打つ手に使います。 クンタキンテさんは1977年制作のアメリカのテレビドラマ「ルーツ」に登場する主人公の名前。用例『ここは自陣に手を入れると思います。クンタキンテで金を打つでしょう』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギャ…

今回紹介するのは、2020年10月16日発売の『それでも歩(あゆむ)は寄せてくる』の第５巻です。 著者は山本崇一朗さん、監修協力は北尾まどか女流棋士、出版社は講談社で、週刊少年マガジン掲載作品です。 今回もなかなか面白いです！ 「センパイとの高校生活も…

【タマランチ】・・人名シリーズフアン・アントニオ・サマランチさんは国際オリンピック委員会（IOC）の第7代会長（任期1980年7月16日～2001年7月16日）。 たまらない（たまらん）とサマランチ会長をかけたオヤジギャグ。用例『この手は最高に味よし道夫です…

【イカンガー】・・人名シリーズよくないこと。いかんということ。 ジュマ・イカンガーさんはタンザニアのマラソン選手で1980年代に活躍。「タンザニアの黒豹」と呼ばれ、日本でも人気でした。用例『この手はちょっとイカンガーじゃないですか？瞬間的に駒損…

今回紹介するのは、2008年5月28日発行の『スイスイ解こう詰将棋オール1手412題』という本です。 著者は森信雄先生、出版社は実業之日本社です。 本書を解けば直感力が身に付きますので入門者、初級者、上級者のどなたでも活用できると思います。 存分に活用…

【マイケル冗談】・・人名シリーズバスケットボールの神様と呼ばれる名選手マイケル・ジョーダンさんと冗談をかけたオヤジギャグ。 解説のほかインタビュー等でも頻繁に出てくる代表的な豊川語録のひとつ。用例『まぁこれはマイケル冗談なんですけども』 ≪豊…

【ジョントラブった】・・人名シリーズアメリカの俳優ジョン・トラボルタさんとトラブったをかけてます。 将棋の動画中継では時おり機材トラブルや映像トラブル等も発生します。そういう時に場を和ませる効果抜群のオヤジギャグです。用例『おっと、ちょっと…

【ジョーズニ攻めてクルーニー】・・人名シリーズ上手に攻めてくるとアメリカの映画俳優ジョージ・クルーニーさんをかけたオヤジギャグ。用例『流れるような手順で先手玉に詰めろがかかりました。これは本当にジョーズニ攻めてクルーニーですよ』 ≪豊川孝弘…

今回紹介するのは、2014年4月30日発行の『早分かり 角道オープン四間飛車 定跡ガイド』という本です。 著者は所司和晴先生、出版社はマイナビで、渡辺明名人が推薦されております。 本書は、１.流行の角道オープン四間飛車の定跡を一冊で網羅的に解説、２.先…

【両取りヘップバーン】・・人名シリーズ豊川七段の代表作。両取りと希代の名女優オードリー・ヘップバーンさんをかけてます。 両取りとは自分の１つの駒で相手の２つ以上の駒を取れる状態のこと。将棋では頻繁に出てくるのでこのオヤジギャグもたくさん使わ…

【キャロライン】・・人名シリーズ角のラインのこと。角という駒は斜めにどこまでも行けますが、初心者のうちはそのライン（利き）がわかりにくいものです。 相手の角の利きをうっかりしないように、キャロラインはしっかり確認！ キャロラインは英語圏の女…

今回紹介するのは、2014年9月25日発行の『サラの柔らかな香車』という本です。 著者は橋本長道(はしもとちょうどう)さん、出版社は集英社さんです。 橋本さんは兵庫県出身の「元奨」で退会後、大学に進学し卒業後、この作品で「第24回小説すばる新人賞」、「…

【ナイチンゲール】・・人名シリーズないこと。 フローレンス・ナイチンゲールさんはイギリスの看護師。 クリミア戦争での負傷兵たちへの献身的な介護で知られ「クリミアの天使」とも呼ばれました。用例『ここで飛車を逃げるような手はナイチンゲールです』 …

【そんな手ミランダ・カー】・・人名シリーズそんな手見ない（見なんだか）とオーストラリア出身のファッションモデル、ミランダ・カーさんをかけたオヤジギャグ。用例『ええー、驚きました！この局面でもう桂馬を跳ねるんですか。そんな手ミランダ・カーで…

【サバチーニ】・・人名シリーズさばきのこと。さばきとは攻め駒をうまく働かせること、攻め駒と守りの駒を交換して持ち駒にすること。 ガブリエラ・ベアトリス・サバチーニさんはアルゼンチン・ブエノスアイレス出身の元女子プロテニス選手。用例『ここは久…

【コマネチ】・・人名シリーズ困った。困っていること。頻繁に使われる代表的なオヤジギャグのひとつ。 ナディア・エレーナ・コマネチさんはルーマニアの体操選手。 1976年に行われたモントリオールオリンピックで3個の金メダル、1980年のモスクワオリンピッ…