今回紹介するのは、2014年12月31日発売の「奇襲振り飛車戦法~その狙いと対策~」という本です。
著者は飯塚祐紀七段で、発行所はマイナビさんです。
(以下Amazonによる)
内容紹介
「初段が四段を倒す意外性が奇襲の醍醐味と言えるでしょう」(まえがきより)
ネット将棋を始め、時間の短いアマチュアの将棋では自分だけが詳しく知っている戦法に持ち込むことはそれだけで大きなアドバンテージとなります。それを容易に可能にする「奇襲戦法」が将棋にはいくつか存在しています。
ひとたび奇襲戦法の狙い筋が炸裂すれば、実力差を跳ね返して勝つことも決して難しくありません。
本書は飯塚祐紀七段が振り飛車系の奇襲戦法を10個紹介したもの。原始中飛車、鬼殺し、角頭歩、パックマン…。これらをマスターして実戦で使えば、特にネット将棋では強い味方になるでしょう。
奇襲の良さはハマれば勝てるということもさることながら、指していて楽しいことも大きな要素。自らの土俵に相手を引きずり込んで快勝できれば、これほど楽しいことはありません。
飯塚七段の授ける10個の武器から、自分に選ぶものを見つけて、ぜひ日々の将棋で使ってみてください。
内容(「BOOK」データベースより)
ネット将棋で面白いように勝てる10の戦法。飯塚七段がこっそり教える必殺戦法。
著者について
飯塚祐紀(いいづか・ひろき)
1969年 4月2日生まれ。東京都出身
1982年 6級で故松下力九段門
1988年 初段
1992年 4月1日 四段
1996年 8月5日 五段
2001年 8月13日 六段
2009年 10月27日 七段
相矢倉を得意とする居飛車党。対振り飛車戦での棒銀戦法に定評がある。
第35期(1994年度)王位戦でリーグ入り。第23期(1997年度)棋王戦でベスト4進出。同棋戦では第27期(2001年度)、第28期(2002年度)でベスト8進出。第70期(2011年度)順位戦B級2組で2位となり、B級1組昇級を決める。
著書に『速効! 矢倉の手筋』(マイナビ)、『最強棒銀戦法 決定版』(創元社)がある。