【厚み清】・・人名シリーズ厚みとは「駒の配置が重厚なこと」を表現する将棋用語です。 渥美清(あつみきよし)さんは俳優でテレビドラマおよび映画「男はつらいよ」シリーズの車寅次郎(フーテンの寅)役があまりにも有名。用例『ぐいぐい金銀が密集して先手の…

【広末涼子】・・人名シリーズ手が広い局面であること。手が広いとは候補手の選択肢がたくさんあって迷うという状態。 広末涼子(ひろすえりょうこ)さんは女優・歌手。代表曲は「MajiでKoiする5秒前」。用例『ここは悩みますよ。手が広末涼子ですから。どの手…

【お筋とピーコ】・・人名シリーズ将棋においてとても理にかなった指し方(手順)を「筋」と表現します。駒を効率的に働かす手順を手筋ともいいます。 おすぎとピーコは映画評論家で弟のおすぎと、服飾評論家で兄のピーコの２人のこと。用例『ここで一回歩を突…

【キロロ】・・人名シリーズ作戦の岐路(きろ)にある時に使います。 Kiroro(キロロ)は女性２人組音楽グループ。代表曲は「長い間」「未来へ」「Best Friend」など。 北海道余市郡赤井川村にはキロロリゾートがあります。用例『さぁ、ここで角筋を止めるかどう…

【引た天功】・・人名シリーズ駒を引いた手のこと。 引田天功(ひきたてんこう)さんは奇術師。現在活躍しているのは二代目引田天功(プリンセス・テンコー)さん。脱出イリュージョンで有名。用例『先手が積極的に銀をぶつけましたが、後手は同銀と取らずに引た…

今回紹介する本は、2008年3月31日初版発行の『角交換振り穴スペシャル』という本です。 著者は東大将棋部、出版社は毎日コミュニケーションズさんです。 本書は対居飛車穴熊、対居飛車銀冠、対居飛車矢倉について、それぞれ解説されております。 東大将棋部…

【金金ケロンパ】・・人名シリーズ持ち駒に金２枚と桂馬がある時にだけ使えるレアなオヤジギャグ。 キンキンケロンパはタレントの愛川欽也さん、うつみ宮土理さんの愛称。用例『金をもう一枚取って、先手の持ち駒が金金ケロンパになりました』 ≪豊川孝弘の将…

【危機希林】・・人名シリーズ危機(きき)であるということとタレントの樹木希林(きききりん)さんをかけてます。 もしくは「駒の利(き)き」という意味でも使える便利なオヤジギャグ。用例『この歩突きで飛車と角の利き希林がまとめて通ってきましたよ。後手に…

【辛い手会長】・・人名シリーズJR九州代表取締役会長・唐池(からいけ)恒二さんと将棋における勝ちにいくための非情な手、厳しい手のことを表現する「辛(から)い手」をかけたオヤジギャグ。 「辛い手」のことは「友達をなくす手」ともいいます。ちなみに唐池…

【乾杯・長渕剛】・・人名シリーズ長渕剛さんの代表曲「乾杯(かんぱい)」と完敗(かんぱい)をかけたオヤジギャグ。解説というよりは指導対局で負けた時によく使われます。 時には喜び、時には傷つく、語り尽くせぬ対局の日々、もしも完敗しても君に幸せあれ。…

【勝手にしやがれ・沢田研二】・・人名シリーズ将棋の対局では時に相手の攻めの手を一切受けずに、手抜いてどうぞ好きにしてくださいと開き直ることがあります。 「勝手(かって)にしやがれ」は歌手の沢田研二さん19枚目のシングル。用例『はぁー、ここは受け…

今回紹介するのは、2020年7月22日発売の『AI時代の新手法！対振り飛車金無双急戦』という本です。 著者は所司和晴先生、出版社はマイナビ出版さんです。 本書は、対四間飛車、対角交換四間飛車、対中飛車、対三間飛車について解説されております。 本の中に…

【山本リンダ】・・人名シリーズ攻めがもうどうにも止まらないこと。 山本リンダさんは歌手、タレント。代表曲「どうにもとまらない」「狙いうち」など。用例『ここで桂馬も攻めに参加してきましたか。これはもう山本リンダですね』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギ…

【寝ず甚八】・・人名シリーズ寝ていないこと。将棋の対局の動画中継ではしばしば記録係の居眠りに注目が集まってしまう。 根津甚八(ねずじんぱち)さんは俳優、演出家、脚本家。芸名は真田十勇士の根津甚八に由来する。用例『あれ？いま記録係の子、ちょっと…

【渡り鳥哲也】・・人名シリーズ渡り鳥のように駒があっちこっちに行くこと。 渡哲也(わたりてつや)さんは俳優・歌手。数多くの映画に出演した国民的な役者のひとり。将棋界で哲也といえば藤森哲也五段。用例『先手の飛車が右に行ったり、左に行ったり。渡り…

【好打シャーミン】・・人名シリーズいい手（好打）であることとジャーナリストの幸田(こうだ)シャーミンさんをかけたオヤジギャグ。用例『ここでの指し手はこうだ！これが好打です。好打シャーミン！』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集（主婦の友社）に…

【しも～た景樹】・・人名シリーズしまったと志茂田景樹(しもだかげき)をかけたオヤジギャグ。 志茂田景樹さんは作家、タレント。奇抜なファッションでも有名でテレビ番組にもよく出演していました。用例『あ、これだと二歩になっちゃいますね。しも～た景樹…

【手つかず治虫】・・人名シリーズ将棋においては囲いなどが崩されることなくそのままの状態であることを「手つかず」といいますが、それと漫画家の手塚治虫(てづかおさむ)先生をかけています。用例『先手が一気に攻め勝ってしまいましたね。美濃囲いがまっ…

今回紹介するのは平成26年4月10日初版発行の『将棋ボーイズ』という本です。 著者は小山田桐子(おやまだきりこ)さん、出版社は幻冬舎さんです。 小山田さんは神奈川県出身で早稲田大学卒、現在フリーライターとして活動しております。 本書は、落ちこぼれ(主…

【岡本太郎】・・人名シリーズ理解不能な手のこと。 岡本太郎(おかもとたろう)は芸術家。「芸術は爆発だ」の名言で知られる。代表作のひとつに「太陽の塔」がある。用例『すごい手が出ましたね。これはどういう意味なんだ？岡本太郎ですね』 ≪豊川孝弘の将棋…

【小錦】・・人名シリーズ重たいこと、重たい手のこと。なかなか振りほどくのが容易ではない攻めの手などを指された時に使います。 小錦(こにしき)はハワイ・オアフ島出身の元力士。身長187cm、体重275kg。最高位は東大関。用例『ここでべたっと金を打ったん…

【小結痛い】・・人名シリーズ痛い時に使います。板井(いたい)はかつて大鳴戸部屋に所属していた元大相撲力士。最高位は西小結。 将棋ではどう応じても駒損してしまったり、相手の攻めが通ってしまう時に「痛い手」と評します。用例『うわ、この歩の叩きは痛…

今回紹介するのは、2020年9月9日発売の『将棋の渡辺くん』第５巻です。 著者は伊奈めぐみさん、出版社は講談社さんで、別冊少年マガジン及び週刊少年マガジン掲載作品です。 皆さん御存知だと思いますが、伊奈さんの旦那さんは渡辺明名人です。 「将棋の渡辺…

【大トリ啓助】・・人名シリーズ最後の出演者という意味の大トリと俳優・漫才師の鳳啓助(おおとりけいすけ)さんをかけたオヤジギャグ。 将棋の対局中継番組では複数の解説者と聞き手が交代で出演するため、終局時の解説者が大トリを務めることになります。用…

【大技ばく】・・人名シリーズタレントの大和田獏(おおわだばく)さんと大技をかけたオヤジギャグ。 将棋においては派手な手順で駒を取り合う指し手を「大技をかける」ということがあります。用例『ここでまさかの王手飛車取りがかかりました！大技ばくです。…

【春風亭小技】・・人名シリーズ小技、小さく技をかけること。大技の時は別のオヤジギャグがあります。 春風亭小朝(しゅんぷうていこあさ)さんは落語家、俳優。キャッチフレーズは「横丁の若様」。用例『お、歩をタラちゃんしましたか、これはなかなかの春風…

今回紹介するのは、2015年8月10日初版発行の『適応力』という本です。 著者は羽生善治先生、出版社は扶桑社さんです。 本書は2011年4月、扶桑社新書として刊行した『40歳からの適応力』を改題、追記し、文庫化したものです。 羽生先生は、本の中でこう述べら…

【桂３四】・・人名シリーズ桂馬が３四の地点にいたら、もう迷わずこの名前を出しましょう。 桂３四、桂三枝(かつらさんし)。ちなみに桂三枝さんは旧名で現在は六代目桂文枝さんです。用例『先手３四桂、桂３四師匠ですね』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全…

【オー貞治】・・人名シリーズおー！と驚いた時に使います。 王貞治(おうさだはる)さんは元プロ野球選手・監督。レギュラーシーズン通算本塁打868本の世界記録保持者。1977年に初めて国民栄誉賞を受賞しました。用例『おー！すごい手が出ましたね。驚きまし…

【い～よ松本い～よ】・・人名シリーズいいよ（い～よ）ということ。 松本伊代(まつもといよ)さんはタレント、歌手、女優。 伊代はまだ16。マンモス豊川七段は御年52。用例『この一手で先手がはっきりい～よ松本い～よになりました』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジ…