喜将会

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月下の棋士 第3巻 ~力将棋~

今日紹介するのは、1994年3月1日発売の将棋マンガ「月下の棋士」の第3巻 ー力将棋ーです。

著者は能條純一さん、監修は河口俊彦先生、出版社は小学館さんで当時週刊ビッグスピリッツに掲載された作品です。

内容説明(Amazon紹介文による)
▼第1話/ノータイム▼第2話/遊び駒▼第3話/三段リーグの一番長い日▼第4話/裸玉▼第5話/壁▼第6話/投げ場▼第7話/祈り▼第8話/神の見えざる手▼第9話/攻防▼第10話/凌ぎ▼第11話/力将棋
●登場人物/氷室将介(奨励会会員。現在三段)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人)
●あらすじ/三段リーグで連勝中の幸田と対局し、もう指し手がないと諦めかけていた鈴本だったが、自分の力を信じろと将介にいわれ、勝つ方法を見い出した。しかし、自分一人の力ではないからと自ら負けを宣言してしまう(第1話)。▼リーグ戦開始から16試合が終了し、全勝は将介、幸田、次いで1敗の鈴本が最終戦までもつれこんでの三つ巴の様相を呈してきた。しかし、将棋がつまらないと思い始めていた将介に鈴本の師匠・刈田は、鈴本が今、いかに将棋を楽しんで指しているか、将棋に惚れてるかを話す。そして、最後に将介が鈴本に負けると言い放つのだった(第2話)。
●本巻の特徴/今回の三段リーグ戦で昇段できなければ規定により奨励会から脱会、プロへの道も閉ざされてしまう鈴本の気迫がすごい。500手以上におよぶ、長帳場を凌ぎを削って戦うふたりの姿に、鈴本の妻の祈りや出産、滝川の行動などがからめられて一気に描かれている。
●その他の登場キャラクター/鈴本永吉(第1話)、幸田(第1話)、鈴本の師匠・刈田升三(第2話)
●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜三「升田幸三」(将棋史上の大ヒーロー、昭和32年に名人位に就いた)

天衣無縫の天才棋士・氷室将介。奨励会会員からプロ棋士への道を…。盤上に繰り広げられる、静かで熱い男たちの勝負の世界だ、話題集中!!



月下の棋士(3) (ビッグコミックス)