今日紹介するのは、1995年6月1日発売の将棋マンガ「月下の棋士」の第8巻 ー入魂ーです。
著者は能條純一さん、監修は河口俊彦先生、出版社は小学館さんで当時週刊ビッグスピリッツに掲載された作品です。
以下、Amazon紹介文による
▼第1話/幻の傑作▼第2話/穴熊▼第3話/悪手▼第4話/生還▼第5話/入魂▼第6話/絶命▼第7話/哀悼▼第8話/手相▼第9話/封じ手▼第10話/仮面棋士▼第11話/真剣
●登場人物/氷室将介(現在四段のプロ棋士)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人)
●あらすじ/自分の戦法を将介に見破られた大原だが、それでも次ぎの手を指すべく右手を駒へ進めた。大原は震えだした右手を左手でつかんだが、そこに脈を感じることができなかった。そこへ、大原の孫が現われる。生きたいと強く願った大原は、戦法を変え、将棋を指し続けることを選んだ(第1話)。▼突然、おだやかな表情で将棋を楽しみだした大原の豹変ぶりに周囲はうろたえる。一方、将介は祖父御神三吉の得意戦法で大原に挑むが、そのとき大原の目から盤上の駒が消えた(第2話)。
●本巻の特徴/大原との死闘を終え、待ちに待った滝川との対局が、突然中止になり、将介が記者会見場で大暴れする。一方、将介と対局したいがために、おかめの面をかぶって将棋会館に乗り込む滝川が描かれている。また、御神三吉の唯一の弟子、丸亀が登場している(第11話)。
●その他の登場キャラクター/大原巌(第1話)、丸亀(第11話)
●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜八「坂田三吉」(三吉伝説までも作られたが、名人になることなくこの世を去った将棋の大天才)、穴熊(御神三吉が得意とした守りの戦法/第2話)