喜将会

現在は詰めろ問題と将棋系YouTuber「そらさん」のチャンネルを主に紹介してます。 また手に入った将棋関連の本やグッズの紹介もしております。

将棋の指し方 3

ブログ名の仲間が将棋大会に出ると言う事で練習対局をしました。先手後手で1局ずつ指しました。今回は限りなく大会の条件に合わせるように持ち時間を10分、切れたら1分以内で指すようにチェスクロックを設定しました。私が棋力は少し上なので対局途中で何か気が付いた事があったらメモしながら対局に望みました。ですから勝った負けた等の結果より内容を重視して指摘事項をお互い確認しようと言う目的で指しました。それで全部の対局が終わってから確認作業を始めました。以下は順不同で気が付いた事を述べてみます。まずは「時間配分」です。持ち時間が短い中、自分ばかり時間を消費してしまい先に秒読みになり、慌てて指してしまい間違えてしまう、何て事に陥りやすいものです。ですから何も早指ししようとは言いませんが、相手との時間の差を確認しながら指すクセを付けるように指摘しました。次に「大駒のさばき方」という事で自玉の形を確認した上で、大駒を交換してさばくタイミングを覚えると言うのも大事かなと思います。このタイミングを逃すと、もしかして大駒がさばけなくなり押さえ込まれる可能性がある事を指摘しました。次に「手筋を覚える(格言を覚える)」という事で、中盤の難所で手が分からない時、手筋や格言の数を多く覚えてると、色んな引き出しが増えてその局面局面で対応する事ができ、指し手に悩まなくなりスムーズに手が出やすくなる可能性があると指摘しました。次に「自玉(囲い)の特性」という事で、自玉の囲いがどういう所が優れていて、どういう所が欠点なのか充分に理解し戦わなければならないと指摘しました。例えば、先ほど紹介した「大駒のさばき方」に共通しますが、自玉の囲いが大駒を交換しても相手と対等以上に戦えるならば積極的に交換に行くとか。例えば桂馬を渡すと自玉の囲いはもろいとか。要するに「自玉(囲い)の特性」を良く理解して攻めたり守ったりしなくてはならない事を確認しました。今までの内容は一局目で指摘した事です。二局目での確認作業については後日、書きたいと思います。