喜将会

現在は詰めろ問題と将棋系YouTuber「そらさん」のチャンネルを主に紹介してます。 また手に入った将棋関連の本やグッズの紹介もしております。

将棋の楽しさ

将棋の楽しさってなんだろうか?と、この歳になって思います。覚えてから何十年も、指して勝つことだけが大体の楽しみでした。でも、覚えてから40数年が過ぎて趣味として長く携わっていると、色んな楽しみがあることをこの頃感じます。テレビ・ネット・実際の対局を見る等(観る将)、詰め将棋を解く(パズル等を解く感覚)、歴史を調べる(覚える)、雑誌・本・新聞等を読む、盤・駒・時計・扇子など対局で使うグッズを買う(集める)、イベントに行く、初心者や小さい子供達に教える(指導する)、等など長年趣味としてやっていると色んな楽しさを発見します。私は、つくづく思いますが将棋を嫌になって辞めなくて良かったな~とシミジミ感じます。私が見たり、聞いた中で子供の内に物凄く興味を持って好きになり大会に出ても勝ちまくった子たちが、ある時期から将棋をピタッと辞めてしまったいう例が結構あります。ま、理由は色々あると思います。(例えば学業・部活に専念した、大会に出ても勝てなくなった、上のステージを目指したが挫折した、上には上がいると痛感した、面白くなくなった等々)。いずれにせよ色んな理由があったとしても、モッタイナイ気がします。その時期に教えていた先生や指導者などは、その時にどんな対応やアドバイスをしてくれたのでしょうか?確かに最後は本人がどう思っているか何ですけど・・。今の時代は、私が子供の時と違って学校で将棋をやっている子は、ほとんど居ない中で将棋を指しているなんて「貴重」そのものなんですが、こういう子供達を大切にして勝つことだけでなく将棋の楽しさを教えるのも先生や指導者の役目ではないでしょうか?この大切な底辺を育てることが、一般の大会やイベント会場が盛り上がる要因になると思うし、またこの子供達が大きくなっても趣味としてやり続ける事によって、次の世代や自分の子供なんかに繋がると思うんですけど。皆さんどう思いますか?また、将棋の楽しさについては伝えて行きたいと思います。