喜将会

現在は詰めろ問題と将棋系YouTuber「そらさん」のチャンネルを主に紹介してます。 また手に入った将棋関連の本やグッズの紹介もしております。

ルールとマナー

昨日、久々マチの将棋大会に行ってみました。

地元の将棋愛好者が主催したアットホーム的な大会で小学生から90歳代まで広く出場してました。

私は参加しなかったのですが、知り合いが参加するので観にいってみました。

クラスは一応、有段者・級位者・初級者の3クラスに分かれてました。

この大会はタイトル戦でもないし、正式な支部が主催する大会でもなく、地元の愛好者が主催した大会であります。

ここでちょっとした事件が発生しました。

二十代の男性と中学生の女子との対戦である。

どうやら事件は駒を動かす前に起こったようだ。

正確な内容は定かではないが、女子が先手なのに初手時計を誤って押してしまったようだ。

すぐさま気がついて一旦止めたみたいだが、男性が事務局に申告したようで審議に入ってしまった。

男性はどうやら反則勝ちを主張したみたいだ。

事務局の方2名は事情を聞いて、このような大会だから和気あいあいにやったらどうだろうかと言ったようだ。

それでまだ一手も指していないし、初めからやってせっかく来たんだから一局楽しんだらどうだろうかとお願いしたようだ。

しかし、男性は考えを固持して結局譲らなかったようだ。

さあ、皆さんこのようなことが実際起こったらどうするでしょうか?

正式な結論をいうと確かに反則負けと言われても仕方ないと思うが、どうなんだろうか?

このようなアットホームな大会で一手も指してない状況で、主張も曲げないでそんなに勝ちたいのだろうか?

隣のテーブルでは90歳代のじいちゃんが時計を頻繁に押し忘れるので、対戦相手の方々が声掛けして「時計押してないですよー」なんて何度も優しく教えてやっている光景が見えて、いかにも愛好者の集まる和やかな大会かなと思ってました。

しかし、片方ではこのような殺気立つ光景が目に入り、なにかガッカリしました。

その後は女子は会場の外に出てトイレで大泣きしていたそうです。

また相手の男性については後から情報を聞いたら将棋普及指導員の資格を持っていることがわかりました。

私は思います。

そんな資格を持っているからといって、このような大会でルールを主張するのが本当の指導員なんでしょうか?

私は思います、本当の指導員は子供たちに将棋の厳しさばかりでなく面白さや楽しさを伝えて、このような大会にわざわざきてくれた人達に一局でも多く経験を積ませてやるのが本当の指導員なんじゃないかと思います。

なにかこの指導員はルールとマナーをトッチ替えている気がします。

厳しいことを教えるのも指導員かもしれませんが、時と場合(場所)をよく考えてこれから行動しないと誰も相手にしなくなるのではと会場にいた方が皆さん心配しておられました。

私のこのような考えに皆さんも賛否両論はあるかもしれませんが、私はイチ将棋愛好者として自分なりに主張したいと思います🙇