子供を指導するのは難しいと言うが、どのレベルまで強くするかで大きく変わると思う。もちろん子供本人の意欲や向上心がなければ上達はしない。また親御さんの協力も必要不可欠である。
それでこういう高段者の指導者がいた。子供がある程度強くなってきて各大会でも成績を出して順調に上達してきた時までは対応が良かったが、成績が伸び悩むと親御さんに対してやれ「子供に何か言いましたか」とか「余計なことは子供に言わないで欲しい」とか「私には将棋について意見は言わないで欲しい」とか言ってさも子供が上達しないのは親御さんのせいにする指導者がいた。私はそれを見ていて指導者が何か間違った考えを持っているじゃないかと感じた。
私が思う本当の指導者は親御さんも含めての対応や接し方が出来る人だと思う。それが出来ないようなら本当の指導者(指導員)ではないし、その器もないと思う。
次回その2に続きます。