今日紹介するのは、1995年3月1日発売の将棋マンガ「月下の棋士」の第7巻 ー棋神ーです。
著者は能條純一さん、監修は河口俊彦先生、出版社は小学館さんで当時週刊ビッグスピリッツに掲載された作品です。
以下、Amazon紹介文による
▼第1話/月明▼第2話/夜更けの天王山▼第3話/銀将▼第4話/夜明けの投了図▼第5話/収束▼第6話/夢想▼第7話/激励▼第8話/微笑▼第9話/盤外戦▼第10話/呼吸▼第11話/棋神
●登場人物/氷室将介(現在四段のプロ棋士)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人)
●あらすじ/王竜戦・準決勝。待ち続ける刈田のもとにようやく将介が現われ、月明かりのもとふたりの戦いが始まった。刈田が将棋界のスターだった全盛期の頃の気迫で第7手を指したとたん、将棋会館全体が停電になる(第1話)。▼停電のため暗闇になったにも関わらず、月明かりがあるからと対局続行を決めたふたり。刈田は13年間やめていた煙草を買いに走らせる。将棋会館の暗闇からは刈田の気迫が青白い閃光となって放たれていた(第2話)。
●本巻の特徴/竜王戦での将介と刈田、大原の対局が描かれる。酸素ボンベの残量を気にしながら戦う大原の心理作戦に対しても、将棋の楽しみを見い出してしまう将介。この戦いに勝ったものが滝川と対戦できるとあって、譲れないという気迫がふたりを包んでいる。
●その他の登場キャラクター/刈田升三(第1話)、大原巌(第3話)
●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜七「村山聖」(羽生名人をして「苦手のひとりです」といわしめた現役のプロ棋士)