今日紹介するのは、1994年6月1日発売の将棋マンガ「月下の棋士」の第4巻 ~不成~です。
著者は能條純一さん、監修は河口俊彦先生、出版社は小学館さんで当時週刊ビッグスピリッツに掲載された作品です。
以下、Amazon紹介文による
内容紹介
▼第1話/成れの果て▼第2話/不成▼第3話/月影の熱譜▼第4話/終局▼第5話/駒組み▼第6話/棋勢傾く▼第7話/香▼第8話/名人位▼第9話/棋運▼第10話/後継者▼第11話/王の残骸
●登場人物/氷室将介(奨励会会員。現在三段)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人)
●あらすじ/将介と鈴本の戦いはまさに死闘と呼べるものだった。将介は鈴本のなかに将棋の神が宿っているといい、鈴本は盤上に居るといった。鈴本が最後の一手を指したまま、将棋盤に覆い被さるように倒れてしまう(第1話)。▼救急車で運ばれる途中、意識を取り戻した鈴本。刈田は最後の一局に勝てば自力で昇段できる鈴本のため、救急車を将棋会館へ引き帰らせる。しかし、鈴本は対局室へ入ることができない…(第2話)。
●本巻の特徴/鈴本はプロになることを諦め、将棋会を牛耳っていた大原が倒れ、全プロ棋士がトーナメント形式で戦う王竜戦の構想が登場する。また、御神三吉と村木武雄の最後の戦いが語られる(第8話)。
●その他の登場キャラクター/鈴本永吉(第1話)、刈田升三(第1話)、大原巌(第1話)、御神三吉(第8話)、村木武雄(第8話)
●その他のデータ/月下棋人の譜四「羽生善治」(7冠を達成した、現在の名人)
出版社からのコメント
天衣無縫の天才棋士・氷室将介。奨励会会員からプロ棋士への道を…。盤上に繰り広げられる、静かで熱い男たちの勝負の世界だ、話題集中!!