喜将会

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月下の棋士 第16巻 ~宿命~

今日紹介するのは、1997年5月1日発売の将棋マンガ「月下の棋士」の第16巻 ~宿命~です。

著者は能條純一さん、監修は河口俊彦先生、出版社は小学館さんで当時週刊ビッグスピリッツに掲載された作品です。

以下、Amazon紹介文による
▼第1話/起死▼第2話/待ち人▼第3話/一たす一▼第4話/検索▼第5話/闇からの刺客▼第6話/おぼろ▼第7話/宿命▼第8話/それぞれの将棋▼第9話/惨敗▼第10話/師(おや)▼第11話/目隠し
●登場人物/氷室将介(プロ棋士・五段)、滝川幸次(プロ棋士・実力名人制第5代名人)、佐伯宗光(滝川の最年少記録を次々と塗り替えている天才少年棋士)
●あらすじ/C級1組の順位戦。佐伯宗光との対局で、誰の目にも将介の負けは明らかだった。しかし、将介だけはただひとり自分の勝利を確信し、笑顔さえ浮かべて指し続けている。やがて、便所で自ら鏡にぶつけた将介の額から真っ赤な血が流れだした。その血を見た佐伯は差し手を変更し、より完璧な勝利を目指すのだった(第1話)。▼将介の負けを確信した刈田のところに、滝川が特別対局室に入ったという知らせがはいる。滝川は佐伯と将介のどちらか勝利した方と対戦するために将棋盤の前で待ち続けていた。どちらを待っているのかと問う刈田に「私が待っているのは…氷室…」と答える滝川。そのころ将介と佐伯の対戦はあいかわらず佐伯有利のまますすんでいた(第2話)。
●本巻の特徴/佐伯との勝負を終えた将介は滝川と宿命の戦いを始めようとするが、ついに意識を失ってしまう。将介は、3年後の名人戦で将介と戦うことが自分にとっての将棋だという滝川の言葉を胸に刻んで、ふたたび順位戦へ挑む。一方、滝川は佐伯の師匠古葉健との名人戦を目をつぶったまま戦うという暴挙にで、3連敗を喫していた。
●その他の登場キャラクター/刈田升三(第1話)、鈴本永吉(第1話)、古葉健(第9話)、将介の師匠・虎丸(第10話)
●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜十六「天野宗歩」(近代将棋理論の祖とも言われる幕末の棋人。名人になれる才能をもっていながらなれなかった、悲運の棋士の代表的存在)

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月下の棋士(16) (ビッグコミックス)