今日紹介するのは、2019年3月13日発売の将棋マンガ「宗桂~飛翔の譜~」の第1巻です。
全3巻あります。
※以前「将棋のマンガ」というタイトルで紹介しております🙇
著者は星野泰視さん、将棋監修は渡辺明先生、出版社はリイド社さんでコミック乱ツインズ掲載作品です。
この作品は安永四年の江戸時代に実在した将棋指しの物語です。
内容説明(Amazon紹介文による)
大江戸将棋エンタメ、堂々の開帳!
『哲也』の星野泰視×棋王・渡辺明、最強タッグによる本格将棋エンターテインメント!
●安永四年(1775 )、江戸――実在した将棋指しの物語。江戸には代々、将棋で俸禄を得る“将軍家将棋指南役"、つまり幕府公認の将棋指しがいた。
実在した「将棋御三家」である。
この物語は、御三家筆頭・大橋本家当主にして、後に八世名人を襲位する「九代目大橋宗桂」と、彼を巡る将棋指したちが織りなす葛藤と真剣勝負、夢と情を描いた本格将棋ドラマである。
●星野泰視だから描けるひりつく勝負、渡辺明だから成り立つ唯一無二の精巧な将棋図面。指さない「観る将」でも将棋の内容が分かる!
本作で指される将棋は、現存する江戸時代の棋譜をベースにしたものはもちろん、それとは別に約半数は将棋界を代表するトップ棋士・渡辺二冠(棋王・王将)の手で初手から投了まで組み立てたオリジナルのもので構成。
そこに『哲也-雀聖と呼ばれた男-』を大ヒットに導いた星野泰視による、濃密なキャラクターと心理戦が加わり、さらに史実も絡んだ深みのある
「本格将棋エンターテインメント」に仕上がっています。さらにそれに留まらず、渡辺二冠による書き下ろし解説コラムを一話一話に追加!
“将棋をしっかり描いている"のに“初心者も理解できる"、新しい将棋漫画体験がここに!
著者について
漫画:星野泰視【ほしの やすし】
『哲也-雀聖と呼ばれた男-』で2000年度第24 回講談社漫画賞(少年部門)を受賞。コミックス発行部数は1600万部に達し、地上波アニメ放送、ゲーム化、遊技台化と、麻雀漫画としては異例の大ヒットを記録した。
近作に『デラシネマ』(全8巻/講談社)、『江川と西本』(既刊11巻、ビッグコミックスペリオール連載中/小学館)など。
監修:渡辺明(棋王・王将)【わたなべ あきら】
2000年4月に15歳で四段昇段(プロ入り)、史上4人目の中学生プロ棋士
(史上5人目は藤井聡太七段)としてデビュー。2005年に21歳7ヵ月で竜王2期連覇、史上最年少九段に昇段。
初代永世竜王、永世棋王の資格を保持。なお、複数の永世称号を獲得した棋士としても、大山康晴(十五世名人)、中原誠(十六世名人)、羽生善治(十九世名人資格保持者)に続く、史上4人目にあたる。