≪石田流三間飛車≫
昨日の続き。
Ｂ図
Ｂ図からは６五桂と桂をポンと跳ね出すのがうまい攻め。
以下６四步、７三桂成、同桂、７四步と突き出せば桂は取り返せるし次に７三步成と、と金を作りつつ攻めていける。
さらに６四角の飛び出しまで生じるので先手絶好調になる。
また６五桂に８三飛と７三を受けるのは７四步、同步、同飛、７三步、７六飛と交換しておけば角の利きが通って桂頭を守れる。
さらに以下一例として３一銀右には５三桂成があるし、先手からは７二步～７一步成のと金攻めをしていけば後手からの反撃手段もなく見事な「穴熊の姿焼き」が完成する。
このように攻め駒を目いっぱい働かせて攻め込んだり桂をポンポン跳ね出して駆け足に攻めていく等、いろいろな攻めのパターンがあるところが「石田流三間飛車」の大きな魅力である。
明日に続く。
