≪ノーマル四間飛車≫
角道を止め玉は美濃に囲う、いたってシンプルなノーマル四間飛車が見直されているのだ。
飛車を６筋(後手なら４筋)に振り玉を２八に持っていき銀をひとつ上がるだけ。
駒組みは非常に簡単かつ囲いも堅く初心者が覚えるのに打ってつけの戦法である。
Ａ図
Ａ図は６六銀型四間飛車対居飛車穴熊。
以下５五步、同步、６四步、同步、５五銀がリズムの良い仕掛けだ。
Ａ図の時点では先手の攻撃陣がやや重そうに見えたが戦いが始まってみると飛車、角、銀がいっぺんに働く形になり一気に視界が開ける。
そこで後手は８六步、同步、７五步と反撃してくるが６四飛、７六步、６六角、８六飛、８八步と進めば先手は互角以上の戦いができる。
このように居飛車穴熊の堅陣に組まれても十分に戦えることがわかる。
もちろん相手が不用意な組み方をしてきたら、すかさず動くこともできる。
明日に続く。
