人気戦法ランキング 第2位 PART5

居飛車穴熊

昨日の続き。

F図
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10年くらい前まではゴキゲン中飛車に対して穴熊は損な作戦として見られていた。
5筋の位が大きく右銀が使いにくく、6四銀~7二飛と7筋から動かれた時に、うまい対策がなかったからだ。
ところが豊島将之竜王が画期的なアイデアを見せ瞬く間に流行した形がF図である。
穴熊は8八に銀を上がるのが当たり前だが豊島竜王は7九のまま駒組みを進めたのである。
F図で後手から7六步と打たれても8八角と引けば角筋が6六からそれないため以下5六步には同步で攻めが続かない。
F図からの一例は2四步、同步、3五步、同步、3四步、5一角、6五步、5二飛、5六步と突き上げて手が続いていく。
こうなると7五の銀はあまり脅威ではなくバラバラな後手陣に対し金銀4枚がまとまった先手陣との差が大きく先手良しの展開になる。

明日に続く。


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