新聞の将棋欄を読むのも毎日の楽しみの一つである。現在は地元の地方紙を読んでいるが一昔前は家では全国紙を取っていたので名人戦、十段戦、竜王戦、全日本プロトーナメント、朝日アマ名人戦、レーティング戦全国大会、学生名人戦など見ていた記憶がある。そして紙面を切り抜いてはノートに貼って棋譜を勉強していました。現在はネットでチョチョイのチョイですもんね。時代ですよね!特に楽しかったのは観戦記者の文章でした。子供の頃から見ていた私は、これで言葉の読み方、言い回し、例えなど覚え国語力もアップ?した気がしました。私は観戦記はもちろん書いた事はありませんが、とにかく観戦記の中身を読む事が楽しみでした。ランダムに書きますが次のような事が分かると、その場の雰囲気を感じました。季節、天候、場所(都道府県)、対局場、部屋、大会の歴史、両対局者の紹介、今大会のこれまでの結果、棋譜の解説、定跡手順、変化手順、参考棋譜、対局者の対局後の感想、昼食、夕食、懇親会、前夜祭、最後に観戦記者の全体の総評などなど…。全部が全部でなくても、こういう事が書いてあれば、毎日楽しく読めます。地元紙の観戦記も楽しく読まさせてもらっております。私が思うのに、読者は初心者から高段者まで色々な方がいらっしゃるので簡潔明朗に書いて頂きたいと思います(ただ変化手順をダラダラ何十手も書くのはダメ)。それと先程述べた内容が盛り込まれていれば最高ですが、それより間違った記事や内容を書かないように、ちゃんと裏を取って正確に確認した上で載せてもらいたいものです。観戦記については、これからも色々と気付いたことを書いていきたいと思います。