今日紹介するのは、1996年9月1日発売の将棋マンガ「月下の棋士」の第13巻 ~質問~です。
著者は能條純一さん、監修は河口俊彦先生、出版社は小学館さんで当時週刊ビッグスピリッツに掲載された作品です。
以下、Amazon紹介文による
▼第1話/うつつ▼第2話/氷解▼第3話/握手▼第4話/サングラス▼第5話/告白▼第6話/質問▼第7話/初日▼第8話/疑心▼第9話/絵図▼第10話/無謀▼第11話/明暗
●登場人物/氷室将介(プロ棋士・四段)、滝川幸次(プロ棋士・実力名人制第5代名人)、大和岬(プロの女流棋士・A級棋士大和天空の養娘、実父は賭け将棋専門の将棋指し死神十兵衞)
●あらすじ/C級2組の最終戦。将介に勝てば岬と対局するという滝川が待つなか、持ち時間残り2分で対局室に戻ってきた将介は、再び岬と対局をはじめる。将介を手に入れるため、岬は必死になって将介の玉将を追う(第1話)。▼失禁しながらも対局を続ける岬だったが、ついに負けを認めた。将介に実父の最後の賭け将棋の話を聞かされたとき、岬の瞳から涙がこぼれるのだった(第2話)。
●本巻の特徴/将介と岬の対局後、滝川の師匠村木の未亡人からの告白、滝川自身の心情と、大和天空への怒りが描かれている。滝川は対局で、精神的攻撃の後、真綿で首を絞めるように、自ら負けることを認めることができない状態に天空を追いやる。
●その他の登場キャラクター/大和天空(第1話)、死神(小池)十兵衞(第2話)、丸亀(第4話)、故村木武雄の未亡人ゆうこ(第4話)、刈田升三(第7話)、鈴本永吉(第10話)
●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜十三「屋敷信之」(お化け屋敷の愛称で呼ばれる、史上最年少でタイトルを手にした現役のプロ棋士)