≪新型雁木≫
昨日の続き。
Ｃ図
雁木に対し急戦を仕掛けていく指し方も考えられる。
Ｃ図は後手が棒銀を繰り出してきて仕掛けてきたところだ。
後手の急戦が成功したかに見えるが４六角が用意の反撃だ。
後手は９二飛とかわすしかないが５七銀と上がっておけば７六步、同銀で後手の銀は進出できず急戦は失敗に終わる。
受け止めるコツとしては４六角の反撃を見せるために早めに６八へ角を引くことと４筋の步を突くことを保留しておくことである。
このように組み合ってもよし急戦にも対応できるということでプロの間でも大流行している。
角筋を止めてしまえば角換わりや横歩取り等の激しい戦型を避けることができるところも人気の理由である。
明日に続く。
