≪クラシック三間飛車≫
第9位はクラシック三間飛車がランクイン。
トマホーク、コーヤン流など居飛車穴熊相手にどんどん動いていく戦法も楽しい。
だが昔ながらの三間飛車はノーマル四間飛車と同じく駒組みが簡単なところが魅力だ。
また急戦に対しては仕掛けてくる筋に振っているので四間飛車のように7八飛と1手かける必要がない。
左銀も囲いに近づけやすいので受けに特化した振り飛車である。
A図
A図は後手が急戦の駒組みから6五步と仕掛けてきたところ。
以下6七金が手厚い受けで6六步、同銀、6五步には5七銀、7七角成、同金で大丈夫。
6七の駒が金なので7七の角を金で取り返しつつ8筋をカバーできるのがポイントだ。
また銀が5七にいるので機を見て4六銀~5五步と5筋に転戦したり桂頭を目がけて7五步も狙い筋のひとつとなる。
基本的には受け主体だが自ら仕掛けていくことも可能だ。
明日に続く。