≪新型雁木≫
昨日の続き。
D図
雁木の大流行により以前ではほとんど現れなかった「相雁木」も頻繁に見られるようになった。
D図はその相雁木の一例だ。
D図からは3五步と仕掛け同步、同銀に8六步と後手も反撃に出て、いい勝負である。
雁木は相手の対策も含め、まだプロでも試行錯誤が続いている状態だ。
従来は酷い悪形として見られていたE図のような7七金、7八玉の形が今では意外と攻めにくく有力であると見られている。
E図
「新型雁木」はツノ銀が基本的な形だが今後どのような形が多く指されていくのか楽しみでもあり要注目の戦型である。