【飛角銀桂は攻撃の理想型】・・序盤編
攻めは飛角銀桂、玉の守りは金銀三枚、これが将棋のスタイルです。
定跡や手筋は過去の幾多の実戦の中から生まれました。
名人上手が心血を注いだ財産です。
棋士の英知です。
それが基になって戦法や技術は発展していきました。
現在指されている将棋の多くは、古棋譜に原形を見ることができます。
上達に欠かせないのがセオリーを身に付けることです。
この格言も、その一つです。
銀は攻撃の先兵です。
この駒なくして戦いは望めません。
そして、飛角銀桂四枚の駒で攻める形が理想型です。
強者はセオリーに忠実なものです。
羽生の新格言集105(日本将棋連盟発行)による