≪古今不変の格言≫ 16
鎖が切れた犬を追いかけるのに、全員が同じ方向から追いかけてはとらえられない。
何人かは先回りして、逃げる方向から待つのが正しい追い方だ。
玉を寄せる場合も同じで、片側から追うだけでなく、逃げる方向からも迫り、包むように寄せるのが最上の寄せ方だ、というのがこの格言である。
年配者の中に「待ち駒とは卑怯なり」と言った人がいると聞いたことがあるが、悔しさのあまりの言葉であり、効率のよい手なのである。
『目からウロコ!今どき将棋格言(創元社)による』
≪古今不変の格言≫ 16
鎖が切れた犬を追いかけるのに、全員が同じ方向から追いかけてはとらえられない。
何人かは先回りして、逃げる方向から待つのが正しい追い方だ。
玉を寄せる場合も同じで、片側から追うだけでなく、逃げる方向からも迫り、包むように寄せるのが最上の寄せ方だ、というのがこの格言である。
年配者の中に「待ち駒とは卑怯なり」と言った人がいると聞いたことがあるが、悔しさのあまりの言葉であり、効率のよい手なのである。
『目からウロコ!今どき将棋格言(創元社)による』