【玉飛接近は悪形①】・・相居飛車に至高の新格言
「玉飛接近すべからず」という格言は古来からある。しかし、袖飛車や右玉などが発達するとそうとも言い切れなくなった。
では、どんなときに如実に現れるのか。
矢倉戦などで自分の2八飛が、相手か3九角と飛車取りに打たれた場合、よく視覚的に良形に見えてしまい、自陣の矢倉側に6八飛と形が厚く見えるため回ってしまう場合があるが、実は悪手になるケースが多い。
3九角には1八飛とそっぽへ回るが好手で、飛車がぼけてるように見えるが、あとは受けにのみ利けばよいという考え方がある。
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