2021-05-31 終盤では一石二鳥の手を探せ❗ ≪目からウロコの新格言≫ 11終盤では(場合によれば中盤でも)攻めだけの手、受けだけの手より、攻めにも受けにも利く手、つまり一石二鳥の手を探せという教えである。これができる人とできない人では、終盤の力がまったく違うのである。考えてみれば、終盤で2手の価値がある手を指せる人と、指せない人では、勝敗に差がつくのは当然である。例えば、駒落ち戦で、下手が優勢な将棋を逆転負けするのも、1手と2手の手を続けているからと思ってよい。 『目からウロコ!今どき将棋格言(創元社)による』