≪目からウロコの新格言≫ 2
相手陣を攻めるには、まず攻め駒を好所に配置する必要がある。
だがこの好形に組むというのが、案外むずかしい。
特によく見かけるのが、攻めの銀の出る位置で、筋の悪いルートをぐるぐる回っても、攻めの形にならない。
攻めの好形を作るには、步を交換した後、または位を取ったあとの5六または7六など、筋と段の2つの数字を足して奇数になる位置に銀を進めることが良いという新格言。
この位置に銀が立つのが好形ということは、教わらないと一生知らずに終わることになる気がする。
『目からウロコ!今どき将棋格言(創元社)による』