【美・サイレント】・・形勢シリーズ
どちらかが形勢がいいけれども、微差である時に使います。
ちなみに「美・サイレント」は1979年3月にリリースされた山口百恵さんの25枚目のシングルです。
用例『ほんの少しだけ先手が指せそうですが、まだまだ微差です。美・サイレント』
≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集(主婦の友社)による≫
今回紹介するのは、2011年4月15日初版発行の『四間飛車穴熊の急所』という本です。
著者は、広瀬章人先生、出版社は浅川書房さんです。
本書は、急戦編と銀冠編に分かれて解説されております。急戦編は、スピード角交換・斜め棒銀・山田定跡・鷺宮定跡・棒銀・スピード棒銀・スピード斜め棒銀の7つについて対応策が詳しく書かれております。私が見る限りどれも「振り穴」がやれそうで、うまくさばけそうですが、「棒銀」だけは4三銀~4二金~3三金という受けを覚えないと大変です。銀冠編は、広瀬先生によると最大の課題は「攻めの確保」だそうです。「堅さ」と「攻め」の両立がポイントで、金銀3枚で守り、一方的に攻める展開になれば理想的な展開になるようです。あと、振り飛車が後手番の場合は、銀冠の厚みが一手早く完成する分、振り飛車の指し方が限定されるので、6三金~7三金と指すのが有力で、多少駒損になっても攻める展開を目指した方がよいそうです。
皆さんも、一度読んでみて「穴熊感覚」を身に付けて、指してみるのも面白いかもしれません。
【ひらめかれい】・・形勢シリーズ
ひらめかないということ。混沌とした局面ではよい手がひらめくかどうかが勝敗を分けます。
ひらめもかれいも平べったい魚です。とてもおいしい。
用例『ここは先手がよくなりそうにも見えますが、ぴったりした手がひらめかれいですね』
≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集(主婦の友社)による≫
【難解ホークス】・・形勢シリーズ
形勢判断が難解である、どちらが有利であるかの判断がつかないこと。
南海ホークス(現・ソフトバンクホークス)をかけた豊川七段の代表的なオヤジギャグのひとつ。
用例『ここはどっちが指しやすいかプロでも見解が分かれると思います。難解ホークスです』
≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集(主婦の友社)による≫
【タマランチ】・・人名シリーズ
フアン・アントニオ・サマランチさんは国際オリンピック委員会(IOC)の第7代会長(任期1980年7月16日~2001年7月16日)。
たまらない(たまらん)とサマランチ会長をかけたオヤジギャグ。
用例『この手は最高に味よし道夫ですね。ほんとタマランチ』
≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集(主婦の友社)による≫