先月の27日に87歳でお亡くなりになりました。
大山十五世名人の一番弟子でありました。
居飛車党の本格派。
私は三年前のある全国大会の会場でお会いしたことがあります。
私の二年前のブログに「本の紹介 4」というタイトルで有吉先生の本を紹介しています。
40年以上前に買った「矢倉戦法」というタイトルの本です。
もし良かったら二年前のブログ検索して読んでみて下さい。
現代はバランス重視の将棋が主流と成りつつありますが、私が将棋を覚えた40数年前は王様をちゃんと囲ってから攻めるのが基本でした。
私の大好きだった有吉先生は、「火の玉流」と呼ばれていて、矢倉囲いに王様を入場したら、後はガンガン攻めるというファイターでした。
そのスタイルが大好きで本を一生懸命読んで自分もある意味「ファイター」になりたくて、独自に勉強して頑張りました。
特に矢倉の「雀刺し戦法」のページなんかは、本が擦りきれるほど読んで自分の得意戦法にしようと頑張った思い出があります。
我々アマチュアの将棋では、今でもしっかりと囲ったあと攻めるという事はまだまだ十分通用するし、子供たちにもこれが「基本」だと教えていくつもりです。
有吉先生、本当に御冥福をお祈りいたします🛐
ありがとうございました🙇