今日紹介するのは、2001年4月1日発売の将棋マンガ「月下の棋士」の第31巻~歴史~です。
著者は能條純一さん、監修は河口俊彦先生、出版社は小学館さんで当時週刊ビッグスピリッツに掲載された作品です。
以下、Amazon紹介文による
▼第330話/春雷▼第331話/名人戦▼第332話/情念▼第333話/真相▼第334話/道標▼第335話/毀形(きぎょう) ▼第336話/殺意▼第337話/境界▼第338話/ドラマ▼第339話/魂▼第340話/硬直
●主な登場人物/氷室将介(プロ棋士、8段。伝説の棋士・御神三吉の孫)、滝川幸次(プロ棋士・実力名人戦第5代名人。将介の宿命のライバル)
●あらすじ/名人・滝川幸次、挑戦者・氷室将介との間でついに始まった第57期名人戦。持ち時間無制限、一本勝負にて雌雄を決する特別ルールが採用された対局の序盤、滝川は「95手目、私の5五角で、きみの投了」と発言。対する氷室も「96手目、オレの一手で、てめぇの投了だ」と言い返す。だが、その裏で氷室は滝川の強さをひしひしと感じ、このままでは負けてしまう、と追いつめられていた…。一方、対局の陰では思いがけない事件が起きていた。滝川の師匠、村木武雄の未亡人ゆうこが、水死体で発見されたのだ。前日に彼女と会ったのは、滝川のみ。滝川を容疑者と見る警察は、対局場に足を踏み入れようとするが…。
●本巻の特徴/代々木の元料亭「初きよ」で続く、息づまるような二人の対局。この「初きよ」こそ、以前、互いの師匠である村木武雄と御神三吉が最後の対局をした場所だった。かつての因縁、そして村木ゆうこの死…いろいろな糸が絡み合い、もつれ合っていく。
●その他の登場人物/刈田升三(プロ棋士・9段。将棋界の重鎮であり、将介の母親である銀子とはかつて恋仲だった)、村木武雄(滝川の師匠である永世名人。故人)、御神三吉(将介の祖父であり、将棋の師匠。故人)、村木ゆうこ(村木武雄の妻)