≪ノーマル四間飛車≫
昨日の続き。
Ｃ図
玉を固める作戦は居飛車穴熊だけではない。
それがＣ図。
左美濃から金銀４枚の堅陣に組んでくる作戦も昭和の終わりから平成の初期に流行った四間飛車対策だ。
四間飛車のポイントは玉を２八に囲わず３九で止めておくところだ。
Ｃ図以下は６六飛、７二飛、７五步、同角、５六飛、７六步、８八角、８六角、３五步(急所の反撃)、同步、３四步、同玉、５四飛、２三玉、３四步、２二銀、２五步が厳しく先手良しになる。
天守閣型の左美濃は横からの攻めには強いが玉頭が弱点である。
先手玉は２八だと玉頭戦になった時に反動がきついが３九だと後の２七步や３六桂などの反撃が甘くなる。
これが玉を３九に留めておく理由だ。
明日に続く。
