相手の飛車先に対して全く金1枚しか守っていないような雁木だが、意外や意外、棒銀には強い反発力を持っている。
角頭や7、8筋の薄い雁木模様の将棋に棒銀は有力な手法に思える。
しかし、飛車の横利きを通して受ける指し方や銀をおびき寄せて飛車先を止めてしまう指し方など対策はいろいろある。
こういう指し方に限らず、雁木に対して棒銀に出るのはうまくいかないことが多い。雁木側が軽くさばけるからだ。
※今日で、長い間紹介してきた「今日の新格言」を終了します。明日からは、箸休めで「将棋オヤジギャグ」を紹介したいと思います。お楽しみ!?にしていて下さい。また「格言」については、そのうち再びパワーアップして最新のものを紹介いたします。