喜将会

現在は詰めろ問題と将棋系YouTuber「そらさん」のチャンネルを主に紹介してます。 また手に入った将棋関連の本やグッズの紹介もしております。

本の紹介 8

今回紹介するのは「加藤のプロ将棋シリーズ4・プロの四間飛車破り」という本です。著者は加藤一二三九段、出版社は大泉書店さんで、昭和56年12月8日発売の第2版発行のものを持っております。
本書は全部で五つの項目に分かれています。銀を使う棒銀型、急戦の4六銀型、引き角からの棒銀型、手厚い5五位取り型、堅さの居飛車穴熊型に分かれています。
当時、私は居飛車振り飛車どちらにも矢倉囲いで対抗していたので、ここに載っている「引き角からの棒銀型」を採用して戦っていた思い出があります。この戦型の弱点は振り飛車側が高美濃や銀冠の時、自陣の桂馬を跳ねて矢倉の7七銀を狙ってくると矢倉が急に弱体化してなかなか勝ちにくいイメージを記憶しています。その後、矢倉囲いから銀冠の囲いに改良したことを覚えております。当時のことを思い出すと懐かしいです。
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