喜将会

現在は詰めろ問題と将棋系YouTuber「そらさん」のチャンネルを主に紹介してます。 また手に入った将棋関連の本やグッズの紹介もしております。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

アクセス数❗️

アクセス数がお陰様で伸びてきて素直に嬉しく思っております☺️ この頃は本の中身の紹介だけで内容が「ナイヨー」状態であるにも関わらず色んな方に見て頂いて有り難く思います😁 これからは今までのような発信を継続しつつ私の得意戦法の詳細な紹介や地元将棋…

人気戦法ランキング 第9位 PART1

≪クラシック三間飛車≫第9位はクラシック三間飛車がランクイン。 トマホーク、コーヤン流など居飛車穴熊相手にどんどん動いていく戦法も楽しい。 だが昔ながらの三間飛車はノーマル四間飛車と同じく駒組みが簡単なところが魅力だ。 また急戦に対しては仕掛け…

人気戦法ランキング 第10位 PART2

≪横步取り≫昨日の続き。一時期、猛威を振るい後手番のエース戦法だったのがC図の「8五飛戦法」だ。C図 C図以下2五步、2八飛、7五步が8五飛型を生かした仕掛けだ。 7五同步なら同飛で次に6五桂、3三角成、7八飛成の狙いが残る。 7五步の時、2五…

人気戦法ランキング 第10位 PART1

≪横步取り≫「横步取り」と言っても3三角、3三桂、4五角、相横步取りと、大きく分けて4つある。A図 A図は昭和からある形である。 先手の飛車の横利きが止まった瞬間に8六步、同步、同飛と動いていく手法は今も頻出している。 7六の步を守る3五步に今…

人気戦法ランキング 第11位 PART2

≪矢倉≫昨日の続き。C図 C図は4六銀ー3七桂の基本型で先手が機を見て2五桂と跳ねて3五步から総攻撃を仕掛けていく。 これは平成中期のタイトル戦で数多く指され詰みまで定跡化された変化もある。D図 D図は昭和の時代に多く指されていた同形矢倉。 以…

人気戦法ランキング 第11位 PART1

≪矢倉≫矢倉は相掛かり、角換わり、横步取りと並ぶ相居飛車の四大戦法のひとつ。 昭和から平成の時代には大きなシェアを占め矢倉は将棋の純文学とまで言われた超人気戦法。 ここ数年は雁木、角換わり等ほかの戦法に押され気味ではあったが、今でも根強い人気…

人気戦法ランキング 第12位 PART2

≪エルモ急戦≫昨日の続き。B図 三間飛車に対して3筋を攻めるのは少し率が悪そうだが従来の急戦と比べて玉が堅いので攻めになればペースをつかむことができる。 仕掛けとしては4六銀左戦法対四間飛車の急戦に近い。 どこかで後手の飛車先が直通しても金を4…

人気戦法ランキング 第12位 PART1

≪エルモ急戦≫エルモ囲いの「エルモ」とは将棋プログラム「eimo」のこと。 それまであまり使われていなかった玉の囲い方をエルモが好み、それが優秀ということで注目された。 エルモ囲い急戦は主に角道を止める振り飛車の中で特に三間飛車と四間飛車に対して…

人気戦法ランキング 第13位 PART2

≪右玉≫昨日の続き。B図 B図は角交換をしない通常の右玉。 B図を見ればわかるが玉の位置が6八や7九なら雁木だ。 雁木は駒の連結が良くバランスが良いため玉がどこにいても戦える。 先手は5六步と突いて待ちの姿勢でいるか5六銀左と繰り出して攻めてい…

人気戦法ランキング 第13位 PART1

≪右玉≫居飛車であえて玉を右側に持っていくため「右玉」と呼ばれる。 作戦の骨子(こっし)は2九飛(後手番なら8一飛)と引いた形で地下鉄飛車の横利きと陣形のバランスの良さで勝負する狙いだ。 飛車の近くに玉を囲うことは「玉飛接近すべからず」と格言があ…

人気戦法ランキング 第14位 PART2

≪中飛車左穴熊≫昨日の続き。B図 組み上がりの一例がB図。 5六飛と浮いた形が後手の飛車のさばきを抑えている。 先手は理想的な穴熊で、ここまで囲えれば十分だ。 次に3六步から強引に角を交換して打ち込んでいく狙いがある。 戦いになってしまえば自然と…

人気戦法ランキング 第14位 PART1

≪中飛車左穴熊≫もともとはアマチュアの学生棋界でひっそりと指されていた戦法だが優秀性が認められてプロ棋士も採用するようになった逆輸入品。 アマからプロに編入した今泉健司四段も架け橋の一人だ。対居飛車なら良くても相振り飛車では中飛車が生きづらい…

将棋の本 79

今回紹介するのは、2020年4月13日発売のマイナビ将棋BOOKS『圧倒的破壊力!藤森流なんでも右四間飛車』という本です。 著者は藤森哲也先生、出版社はマイナビ出版さんです。 この本の内容も非常に良いが、私が注目したのは藤森先生の表現力だ! 以下に抜粋し…

人気戦法ランキング 第15位 PART2

≪ミレニアム≫前日の続き。C図 C図は居飛車の作戦の岐路。 ミレニアムを目指すなら6六角、5二金左、7七桂と進める。 角と桂を動かし、玉を8九へ収納する構想だ。 7七桂と上がったことにより、6五銀の筋も防いでおり、角が簡単に目標にされることはな…

人気戦法ランキング 第15位 PART1

≪ミレニアム≫将棋の戦法としては違和感のある名称だが、2000年頃に指されるようになったことがその由来だ。 トーチカと呼ばれることもある。 対振り飛車で使われ、最初は四間飛車の藤井システム対策として誕生した。 7七桂と跳ねて、桂のあった場所に玉を収…

人気戦法ランキング 第16位 PART2

≪相振り飛車≫前回の続き。B図 B図は7六步、3四步、6六步、3二飛、7八銀、6二玉、6七銀、3五步、7七角、4二銀、8八飛の出だしから向かい飛車対三間飛車になった局面。 前回のA図と合わせて古くから指されている形だ。 美濃囲いは横からの攻めに…

将棋のマンガ 34

今回紹介するのは、2021年3月17日発売の『龍と苺』の第3巻です。 著者は柳本光晴さん、出版社は小学館さんで週刊少年サンデー掲載作品です。 本書は監修にプロの棋士がいないと思ってましたが今回の第3巻で著者がいるような記事を載せていました。ただ本人…

人気戦法ランキング 第16位 PART1

≪相振り飛車≫相振り飛車には、様々なパターンがある。 まずは飛車を振る筋は向かい飛車、三間飛車、四間飛車、中飛車の4つある。 これが先手後手それぞれの組み合わせがあるので、飛車を振る筋だけでも4×4で16通りもある。 加えて囲いも大まかに分けると…

人気戦法ランキング 第17位 PART2

≪右四間飛車(対振り飛車)≫昨日の続き。C図 玉頭攻めが怖い、という方にオススメなのが更に深く囲うC図の銀冠。 端に囲った銀冠なので、通常の銀冠と区別するべく「端玉銀冠」と名付けられている。 玉は深く、今度は玉頭も心配ない堅い囲いだ。 仕掛けは…

人気戦法ランキング 第17位 PART1

≪右四間飛車(対振り飛車)≫対振り飛車の右四間はプロ公式戦ではあまり指されない。 その理由は「仕掛けが単調だから」と言われているが、それは裏を返すと仕掛けがわかりやすいとも言える。 仕掛けの筋は4八飛と振って、陣形を整備しながらタイミングを見…

人気戦法ランキング 第18位 PART2

≪角交換振り飛車≫前回の続き。C図 C図で6四步には、8六步、同步、同銀の「逆棒銀」が覚えておきたい攻めだ。 後手の飛車先を逆用した反撃で、単純ながら形によっては後手も受けづらい。 以下6三銀には8五銀(D図)と進めば、7四銀には8四步があって8…

人気戦法ランキング 第18位 PART1

≪角交換振り飛車≫初手から7六步、3四步に6六飛と振る。 8四步には堂々と4八玉、6二銀、3八玉と平然と玉を囲っていく。 さらに8五步にも2八玉(A図)と寄っておく。A図 A図では8六步、同步、同飛としてきても2二角成、同銀、7七角の反撃があるの…

人気戦法ランキング 第19位 PART2

≪立石流四間飛車≫前回の続き。C図 C図で8六同飛、同步の飛車交換は振り飛車良し。 先手からは8二飛が確実な攻めになるのに対し、後手の6九飛は大した攻めにならない。 後手は飛車交換を拒否するくらいだが、悠々と7六飛で石田流の好形にできる。 以下…

人気戦法ランキング 第19位 PART1

≪立石流四間飛車≫A図 四間飛車が穴熊に苦しめられていた頃に指されるようになった作戦だ。 A図は居飛車が穴熊を目指した局面。 立石流はここでポンと6五步を突く。 5三銀で6筋を受ければ更に7五步と2つ目の位を取ってしまう。 なかなかに大きな構想だ…

人気戦法ランキング 第20位 PART2

≪先手中飛車≫昨日の続き。C図 C図以下先手は7七桂の活用や、5七角~6五步で局面を動かすことができる。 主導権を握り、玉の堅さでも上回る振り飛車の作戦勝ちだ。 後手が5筋の步を受けてきた場合はD図のように駒組みを進めていく。D図 D図で後手が…

人気戦法ランキング 第20位 PART1

≪先手中飛車≫ 振り飛車の中で、トップクラスの人気を誇るのが先手中飛車だろう。 振り飛車ながら主導権を握ることができ、後手のゴキゲン中飛車で強敵だった作戦も、1手の差で回避することができるからだ。A図 先手中飛車の出だしは7六步、8四步、5六步…

人気戦法ランキング 第21位

≪角換わり新型≫A図 A図の先手の構えが角換わり腰掛け銀の新型。 2九飛と引いて、4八金の形を指す。 先手はバランスの良さが特徴で、角の打ち込みを消している。 A図では4五步、同步、同桂が仕掛けの一例。 4四銀にじっと4六步と桂取りを受けておく。…

人気戦法ランキング 第22位

≪急戦矢倉≫A図 A図は昭和の時代に米長邦雄永世棋聖が得意とした米長流急戦矢倉。 ここから4四銀と繰り出していく。 7九玉なら5五步、同步、6五步と攻めていく。 後手は飛車と角以外に2枚の銀と桂の5枚で攻め掛かるため、非常に破壊力がある。B図 B…

人気戦法ランキング 第23位

≪升田式石田流≫初手から7六步、3四步に7五步がその出だし。 8四步、7八飛、8五步に飛車先を放置して4八玉と上がる。 以下6二銀、3八玉、6四步、2八玉、6三銀、3八銀と、すたこらさっさと玉を囲っていく。 後手が8六步、同步、同飛とくれば、2…

人気戦法ランキング 第24位

≪トマホーク三間飛車≫A図 トマホークの基本はA図。 振り飛車は美濃囲いの玉を4八に留めているのがポイントだ。 A図から1二香と穴熊を目指すのは、現在は危険な駒組みと見られている。 A図以下1二香、1五步、1一玉、5六銀、2二銀、4五銀、8四飛…