喜将会

現在は詰めろ問題と将棋系YouTuber「そらさん」のチャンネルを主に紹介してます。 また手に入った将棋関連の本やグッズの紹介もしております。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の将棋オヤジギャグ 17

【そんな手内藤國雄】・・人名シリーズそんな手はないと内藤國雄(ないとうくにお)九段のお名前をかけたオヤジギャグ。 内藤國雄九段はその棋風を「自在流」と称された関西の大棋士。演歌歌手として出したレコード「おゆき」が100万枚以上売れたことでも有名…

今日の将棋オヤジギャグ 16

【お願いし升田幸三】・・人名シリーズお願いしますと升田幸三(ますだこうぞう)実力制第4代名人のお名前をかけたオヤジギャグ。 升田幸三実力制第4代名人は数々の逸話を残す将棋界の伝説的棋士。用例『それではよろしくお願いし升田幸三』 ≪豊川孝弘の将棋…

将棋のマンガ 25

今回紹介するのは、2020年8月28日発売の『リボーンの棋士』第7巻です。 著者は鍋倉夫(なべくらお)さん、棋譜監修は元奨三段であった現在アマ強豪の鈴木肇(すずきはじめ)さん、出版社は小学館さんで週刊ビッグコミックスピリッツ掲載作品です。 本書をもって…

今日の将棋オヤジギャグ 15

【清水一応】・・人名シリーズ一応と清水市代(しみずいちよ)女流七段のお名前をかけたオヤジギャグ。 清水市代女流七段は女流棋界の第一人者。通算女流タイトル保持は43期で歴代1位。現在日本将棋連盟常務理事。用例『一応この歩は取っておいたほうがいいで…

本の紹介 53

今回紹介するのは、2014年2月8日初版発行の『覆(くつがえ)す力』という本です。 著者は森内俊之九段、出版社は小学館さんです。 本書は、森内先生が自らを明らかにする半生と勝負哲学について述べられいます。また、実績で水を空けられた羽生善治先生に、ど…

今日の将棋オヤジギャグ 14

【殺到康光】・・人名シリーズ殺到(さっとう)と佐藤(さとう)をかけたオヤジギャグ。 佐藤康光九段のように終盤で駒が敵玉に殺到する迫力の寄せを指してみたいものですね。用例『これはもう、8三の地点に殺到康光ですね』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集…

今日の将棋オヤジギャグ 13

【佐藤さん】・・人名シリーズ佐藤(さとう)と砂糖(さとう)をかけて、甘い手のこと。 ちなみにプロ棋士で最も多い姓も佐藤さんです。用例『この手はちょっと佐藤さんじゃないですか?』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集(主婦の友社)による≫

今日の将棋オヤジギャグ 12

【田中回収】・・人名シリーズ駒を回収(かいしゅう)する・取る時に使います。 田中魁秀(たなかかいしゅう)九段は2015年に引退した棋士。佐藤康光九段、福崎文吾九段、阿部隆九段、長沼洋七段、小林裕士七段らの師匠としても知られています。用例『ここで端の…

今日の将棋オヤジギャグ 11

【なかった功】・・人名シリーズなかったことと中田功(なかたいさお)八段のお名前をかけてます。 中田功八段は三間飛車の使い手として、そして最近は人狼ゲームのプレイヤーとしても知られています。愛称はコーヤン。用例『指しませんでしたね。やっぱりこん…

今日の将棋オヤジギャグ 10

【深浦康市】・・人名シリーズ深い読みが入った手が指された時に使います。読みが深い。読みが深浦。 深浦康市(ふかうらこういち)九段はタイトルを何度も獲得したことがある強豪で現代を代表するトップ棋士のひとりです。もちろん読みも深いし、将棋に対する…

今日の将棋オヤジギャグ 9

【成ります南】・・人名シリーズ駒が成る時に使います。貞升南(さだますみなみ)女流棋士のお名前と成りますをかけたオヤジギャグ。 貞升南さんは居飛車党で急戦を好む棋風にファンが多い女流棋士。将棋界で南と言えば、貞升南女流と南芳一(みなみよしかず)九…

将棋のマンガ 24

今回紹介するのは、2020年8月18日発売の『龍と苺』第1巻です。 著者は柳本光晴さん、出版社は小学館で、週刊少年サンデー掲載作品です。 柳本さんは2017マンガ大賞で、当時「響~小説家になる方法~」で受賞した先生です。 本書の主人公は14歳中学2年生の…

今日の将棋オヤジギャグ 8

【畠山成る】・・人名シリーズ駒が成る手を指した時に使います。畠山成幸(はたけやまなるゆき)八段のお名前から。 ちなみに畠山鎮八段と畠山成幸八段は将棋界唯一の双子のプロ棋士です。用例『ここで桂馬が満を持して畠山成る、と』 ≪豊川孝弘の将棋オヤジギ…

今日の将棋オヤジギャグ 7

【畠山守る】・・人名シリーズ守る手を指した時にはこのオヤジギャグ。畠山鎮(はたけやままもる)八段のお名前そのままですね。 ちなみに畠山鎮八段のお名前は「まもる」ですが、攻め将棋で有名です。用例『なるほど、ここはがっちり金を打って畠山守る、です…

今日の将棋オヤジギャグ 6

【せまいさおり】・・人名指シリーズ女流棋士の島井咲緒里(しまいさおり)さんのお名前と狭いをかけたオヤジギャグ。 将棋において狭いとは「その駒が動けるマス目の数が少ないこと」を表現した言葉です。用例『後手玉は逃げ出すところが少ないですね。せまい…

今日の将棋オヤジギャグ 5

【切り山清澄】・・人名シリーズ大駒を切る(飛車・角を小駒と交換する)ときに使います。 桐山清澄(きりやまきよずみ)九段は現在の現役最年長棋士です。「豊島強いよね?」で有名な豊島将之(とよしままさゆき)竜王の師匠としても知られています。用例『ここで…

今日の将棋オヤジギャグ 4

【味よし道夫】・・人名シリーズ味がいいこと。 将棋用語にはあとで効果が出るような指し手に対して「味のよい手」という言い回しがあります。 そこに有吉道夫(ありよしみちお)九段のお名前と合わせたオヤジギャグ。 こちらも使い勝手がよくて、将棋以外の日…

今日の将棋オヤジギャグ 3

【青野トルイチ】・・人名シリーズ取る一手のことを「とるいち」と略すことがありますが、そこに青野照市(あおのてるいち)九段のお名前を組み込んだオヤジギャグ。 非常に使い勝手がいいです。「取る一手」と言う人より、ついつい「あおのとるいち」と言って…

今日の将棋オヤジギャグ 2

【間に淡路】・・人名シリーズ「間に合わじ」、つまり、間に合わないというときに使います。 淡路仁茂(あわじひとしげ)九段は粘り強い受けで知られ、その棋風は「不倒流」「長手数の美学」として有名な棋士です。 「終電に間に淡路」など日常でもつい使って…

今日の将棋オヤジギャグ 1

【マンモス】豊川孝弘(とよかわたかひろ)七段の代名詞ともいえる言葉。お願いしマンモス、ありがとうございマンモス、失礼しマンモスなど挨拶の語尾に付けて使います。 もしくは単に「マンモス!」という挨拶としても。 マンモスは既に絶滅した巨大な牙と長…

本の紹介 52

今回紹介するのは、2017年11月20日発行の『豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集』という本です。 著者は豊川孝弘先生、出版社は主婦の友社です。協力は日本将棋連盟とねこまど将棋教室がしております。 本書は3章に分かれており、第1章は「豊川先生の将棋愛…

今日の新格言 103

【歓迎棒銀(雁木の歓喜)】・・手将棋模様の新格言相手の飛車先に対して全く金1枚しか守っていないような雁木だが、意外や意外、棒銀には強い反発力を持っている。角頭や7、8筋の薄い雁木模様の将棋に棒銀は有力な手法に思える。しかし、飛車の横利きを…

今日の新格言 102

【端が最高の位(相振り)】・・手将棋模様の新格言矢倉や振り飛車の将棋では4、5、6筋の位が重要となる。 では相振り飛車ではどこの位が一番大きいか。それは「端歩」と言っても過言ではない。お互い低い陣形を作ることが多いので、ほかの箇所の位はそれ…

今日の新格言 101

【つつけ玉のコビン(相振り)】・・手将棋模様の新格言相振り飛車ではとにかく手を付けておきたい筋がある。この一番の急所をどう速く攻めることができるか、どう未然に防ぐかが読みの基本である。相振り飛車でよく現れる金無双(二枚金)の囲いの急所は「ウ…

今日の新格言 100

【立つんだ5五銀(相振り・空中戦)】・・手将棋模様の新格言5五にある角や馬と同じように、この位置にあると威力を発揮する駒がある。それが銀だ。角と同じように斜め前後に利くからだ。しかも前にも進めるので安定感がある。ここから追うことは難しいし…

本の紹介 51

今回紹介するのは、2018年7月15日発行の『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』という本です。 著者は先崎学九段、出版社は文藝春秋です。 本書は著者が2017年7月にうつ病を発症し入院、そして一年の闘病を経て2018年6月に復帰を果たすまでの日々を…

今日の新格言 99

【跳ねろ8五桂(相振り・空中戦)】・・手将棋模様の新格言苦戦を強いられた時の勝負手に8五桂がある。角筋を通すことと端攻めを狙う意味がある。一石二鳥の手で、戦線を拡大するうえで絶対の手といえる。また、この手で局面全体が戦場となり戦いやすくな…

今日の新格言 98

【たたけ6二歩(横歩取り)】・・手将棋模様の新格言相横歩取りや急戦相掛かりなどの居玉で戦うことの多い将棋では、こじんまりとした原形の王様を寄せるのに苦労することがある。6二歩と打つ筋は相横歩取りなどでは必ず現れる筋だ。たたいたことにより相…

今日の新格言 97

【角切りを恐れるな】・・相居飛車に至高の新格言相手が攻めの好形を築くために、玉の囲いを後回しにしているケースでは敵の大技を怖がる必要はない。※敵玉が戦場に近い場合は、角切りなどの強襲は恐れずに、その局面での「見切った手」を読み切り、戦えるか…

今日の新格言 96

【銀を持ったら6三に打て】・・相居飛車に至高の新格言相矢倉や角換わり腰掛け銀で6四や8四に角がいる形は6三銀が決め手になることが多い。地味ながら勝敗を決してしまう銀なのだ。※この格言を思い出せば難局も打開できる。 B級戦法の達人・週刊将棋編…